開催案内
【第28回会員例会】開催報告
このイベントは終了いたしました。
2024年5月14日 更新
3月13日(水)に第28回会員例会を開催致しました。
講師は、医療法人原土井病院理事長で九州賢人会議所 副会長の原 寛先生です。
九州賢人会議所の理念でもある~支えられる側から支える側へ~と題して現在、日本が抱える課題でもある高齢化に関するお話でした。
原先生は、今年5月に92歳を迎えられますが、ご自身が推奨される健康法(食事・運動・社会参加)を実践され朝6時30分には原土井病院に出勤してお仕事をされています。
戦後、最低から一番になった平均寿命ですが、世界で最も高い高齢化率です。また寝たきり率も世界で最も高く9年~12年に及ぶ介護期間の社会保障費が若者の将来に大きな負担を強いていることへの危惧があります。
高齢化により増大する社会保障費を軽減するためには、我々高齢者自身が自立度の高い
生活をしなければなりません。
そのためには、先に述べた食事・運動・社会参加を意識し、持続可能な日本の社会を作らないとなりません。
また体に悪いもの(タバコやアルコール※適量はいいとしても)の税負担で社会保障費を賄うという提案のお話もありました。
詳しくは、10月27日九大100年講堂で開催される『健康長寿フェア』の中のプログラム『賢人会議』でもお話されると思いますが、いずれにしても私たちの子供や孫の世代への負担を強いらないためにも自立度の高い生活を意識して100年時代を生きる覚悟が必要と認識を新たにしました。
概要
日時 | 2024年3月13日 (水) 15:30~17:00 |
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会場 | 福岡商工会議所 4階 (401~402) |
テーマ | 医療福祉の視点で日本の将来を考える ~私たち賢人の使命~ |
講師 | 原 寛氏 (・医療法人原土井病院・学校法人原学園 理事長 ・社会福祉法人多々良福祉会 理事長 ・一般社団法人九州賢人会議所 副会長 ・元気100倶楽部 会長) |