九州賢人会議所とは
設立趣旨・由来
支えられる側から、支える側に
来るべき超高齢社会において、健全なる高齢者の自立を促し、これに賛同する新世代の社会参画団体を組織し、健全な国家・社会の実現に貢献するとともに、自らの生活の質的向上を図ろうとするものである。
概念
プロジェクト構想と相関イメージ
具現化するために
1世代認識の見直し
- 65歳からの高齢者の定義を改め、70歳代現役社会の構築
- 高齢者の体力・知力・経験を活用する新世代による新たな社会参画の仕組み作りの推進
- 80歳からを「鵠齢者」と呼べる痛快な社会風潮の醸成 ※鵠・・・白鳥の古名
2高齢者の「新(真)世代」意識を喚起する
- 「賢人の日」を5月4日に定め、「賢人式」を開催する
- 「みどりの日は賢人の日」とのイメージの浸透に努める
- 「長寿社会」という新しい時代の到来による、新たな役割を担う「新(真)世代」意識の確立をはかる
3世代を超えた学びの場の創設
- 新世代を担うリーダーとして在り続けるため、哲学・思想・歴史に学ぶ
- 幼老共生園の設立、並びに学校施設等を活用したコミュニティ活動や生涯教育の拠点運営の中核を担う
- 大学・大学院等、高等教育機関における賢人枠開設の推進、並びに生涯学習環境の改善整備
4自立した地域の互助社会の普及をめざす
- 多世代集住型の生活スタイルの推進
- 地域における貯蓄型福祉ボランティア運営システムの確立
- 高齢者の就労意欲を高めるための年金支給制度、諸制度の改善を促す
5褒賞・顕彰制度の創設
- 表彰対象者は、所属や年齢を問わず
【目的別】
賢人感動大賞、健康大賞、幼老共生大賞、社会貢献大賞、事業開発大賞、企業家大賞、雇用開発大賞
【部門別】
自治体部門、施設部門、団体グループ部門、個人部門
賢人会議所憲章
高齢社会の到来は、
すなわち長寿社会における新しい世代の誕生を意味し、
高齢者に新たな役割が求められます。
支えられる側から支える立場に―
再び社会の担い手として、
社会は賢人としての行動を期待し、
私達は自己が賢人たらんと研鑽していくことを誓います。
賢人「掟(おきて)」八則
- 「やせがまん」を通します
- 「ぶりっ子」に徹します
- 「おせっかい」に努めます
- 「ユーモア」を磨きます
- 「老婆心」を発揮します
- 「笑顔」で輝きます
- ぐちをやめ潔く生きます
- 「ありがとう」を歌います
ナースログ
森の中倒壊木のことをそう呼ぶ人たちがいます。
生まれ、生き、そしてひとつの寿命を終えて倒れた木。
しかし、老いた木はそれで役割を終えたのではありません。
倒壊木のまわりには適度な湿り気が宿り、
そこには小さな虫たちが集まる場となります。
それをついばみにやってきた鳥たちによって
草や木の種が地面に落とされ、
いつしか若い樹木として芽吹く時を迎える・・・・・・。
ナースログ―森を癒す木。
新しい生命を育む糧となることで、
自らの生きてきた証を打ち立てようとする自然の姿。
社会のあらゆる分野で閉塞感が叫ばれる今日、
長寿社会における新(真)世代による社会参画の可能性を
目指して設立される賢人会議所。
その第一歩は、悠久の昔からいとなまれてきた自然の、
大いなる「役まわり」を織ることから始まり、そこへ還ります。
長寿社会で賢人会議所がめざす社会像
- 「高齢社会」から「長寿社会」へ。高齢者自身が再び社会の担い手となる社会
- 新たな目標、新たな挑戦、新たな舞台に汗を流す生涯現役をめざす社会
- 他者のために知恵を出し、他者のために涙を流し、他者のために喜べる社会
- 長年の経験を活かせる、楽しく生き甲斐のある働く場を創造する社会
- 新時代を担う新世代の構築に向けて、健康に努め教養を高め、人としての進化をめざす社会
- 健康格差を直視し、自助を促し互助に努める思いやりのある共助社会
- 幼老共生による、生きがいと喜びあふれる存在感豊かな社会
- 誇りのある日本文化の継承・伝承をはかる社会
長寿社会創り五大要素
生甲斐創り
- 高齢者企業 「一人一業のススメ」
- シニアビジネスネットワークの構築
- 雇用の「場」の拡大
- 自然環境の保全
- 農業・農村の振興への取り組み
- NPO・ボランティア活動参加
- 現代の賢人の映像化と書籍化
健康創り
- 食事
- 運動
- 心理
- 医療
- 趣味
- 同じ目的のグループづくり
学びの場創り
- 進化し続ける指導者を目指す
- 長寿社会のリーダー育成
- 新しい時代に対応できるスキル
- 思想・哲学・歴史観の涵養
- 次世代への文化の伝承
- 60歳からの教科書づくり
次世代創り
- 青少年・学生事業の支援交流
- 歴史・伝統・哲学思想及び
- 精神 文化の継承
- 国際社会での信頼関係の深化及び日本人の気概気風の醸成
社会環境創り
- 高齢者の定義の見直し
- 福祉・医療等の諸制度見直し
- 長寿社会を担う新世代意識の醸成
- 家族の生活形態の再構築
- アジア太平洋諸国へオリンピック招待