開催案内
令和4年度 会員交流会 開催報告
このイベントは終了いたしました。
2022年11月19日 更新
11月11日令和4年度の会員交流会を開催いたしました。
今年度も昨年同様3名の方に卓話をお願いして「わが人生を語る」という事でお話をしていただきました。
トップバッターは、当会議所 副会長の「中 脩治郎」氏で“運に恵まれた人生”という
お話で、西日本シティ銀行入行以来わずか10年で支店長になられ、その後取締役、副頭取となられた経緯など、どんな武勇伝かと思っておりましたが、その時の出会いのタイミングや誰と出会ったかという、出会いが運を運んだという、まさに運に恵まれた人生であったというお話でした。最後のオチは、株式会社九州リースサービスの社長をされていた時に、胃癌が見つかり手術をされて、このまま社長を続けることが出来ないと判断され依願退職をされたそうですが、これが本当の「胃癌退職」と笑いながらお話されたのがとても印象的でした。現在87歳、とてもお元気です。
また監事の「惣福脇 亨」氏は九州電力株式会社に入社され、九州電力の「社章」が現在の形に変わった経緯などのお話がありました。当時「コーポレートアイデンティティ」という言葉が世の中で話題になり、会社のあるべき姿を中心に文章などの見直しをしていた時、当時の渡辺社長から「社章」を変えるという話がでて、社員からの公募も含めデザイナーにもお願いし最終的に今の「社章」に変わったというお話が大変興味深く感じました。
九州電力は九州の電気を守るという九州を愛する会社という思いが現在の社章です。
社章の魅力と愛社精神を感じたお話でした。会社人生の中で仕事を通じていい経験が出来たことなど“お蔭様”という言葉で表現されました。
また、陶芸作家の「溝上藻風」氏は伊万里の水害で窯が壊滅し、再び現在の地、松浦唐津系の古窯に囲まれた今岳の里に「今岳窯」を開かれました。古唐津の伝統を守りつつ、郷土の土の味わいを生かしながら、丹精込めて作陶されています。
日展に14回入選されていますが、すべて失敗から生まれた作品であるという大変勇気の頂けるお話でした。
何であれ、仕事を通じて成長し様々な出会いの中で人間が磨かれていくことを改めて感じました。
また参加者の方から「どんな状況もプラスに変え、感謝を持って生きる事の大切さを改めて感じさせて頂きました。」等お礼のメールも届いております。
3名の方の生き方に触れ、2部の懇親会も大変賑やかに行われました。
写真は、会長挨拶、中 脩次郎氏、惣福脇 亨氏、溝上 藻風氏、懇親会の乾杯挨拶、祝いめでたを歌う前の風景です。
概要
日時 | 2022年11月11日 (金) 14時00分~16時30分 |
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会場 | 福岡商工会議所4階406-408(福岡市博多区博多駅前2-9-28) |
テーマ | わが人生を語る「昨日・今日・あした」 |
その他 | <第1部14:00~ 会員による卓話> 卓話者: 西部日本エンタープライズ株式会社 相談役 中 脩治郎 氏 陶芸作家 溝上 藻風 氏 九州経済連合会 顧 問 惣福脇 亨 氏 <第2部 15:10~ 交流会> 会食&懇談 ・ お楽しみ抽選会 |